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ボタン電池の小児の誤飲事故について

2014年4月25日
 
日本中毒情報センターには年間200件程度のボタン電池(ボタン形電池、コイン形リチウム電池)に関する相談があり、その9割が5歳以下の小児の事故です。この10年で顕著な増加傾向は認められませんが、減ってはいないのが現状です。

6ヵ月から2 歳頃まではボタン電池を口に入れる事故が多いですが、もう少し年齢があがると鼻や耳に入れる事故も発生しています。

食道にひっかかったり、鼻に入れたりして、電池が体内に留まって電流が流れると、周囲の体の組織を傷つけます。使用済みの電池でも電流が流れるので危険です。特にコイン形リチウム電池は直径2cm と大きく、起電力もボタン電池の2 倍なので、飲み込むと引っかかりやすく、傷害が起きやすい可能性があります。

海外でも、2012年8月にアメリカのCenters for Disease Control and Prevention(CDC)のMorbidity and Mortality Weekly Report (MMWR)において、13歳未満の小児の電池による傷害について注意喚起記事が公表されました。コイン形リチウム電池が食道に停滞していたことが確認された死亡例が複数報告されています。

ボタン電池を飲み込んだ可能性がある場合は、直ちに医療機関を受診して、飲み込んでいないか、鼻や耳に入れていないか、確認してもらいましょう。



誤食・誤飲事故の防止のために
・乳幼児の手の届かないところに保管してください。
・認知症のある高齢者は大量に誤食することもあるため注意しましょう。
  
誤食・誤飲事故が発生した場合
・症状がある場合はすぐに医療機関を受診してください。
・症状がなくても、大量に摂取したり、大きな製品を摂取した場合は、すぐに医療機関を受診してください。
・中毒110番へご相談ください。

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